AIDA(アイーダ)の法則は、基本の消費者行動プロセスです。つまり、お客が商品・サービスに興味を持って、購買に到るまでの過程となります。
このプロセスは、4つの段階から成り立っています。
AIDA(アイーダ)の法則とは?
A:Attention 注意
I: Interest 関心
D:Desire 欲求
A:Action 行動
4つのプロセスの頭文字をとって、AIDA(アイーダ)と呼ばれています。
A:Attention 注意
商品・サービスに興味を持ってもらうためには、お客の注意を引くことが大事です。
セールスレターで言えば、読者に読んでもらうために、ヘッドライン(見出し)やオープニングと言われる最初の書き出しが重要です。
ここで、読者に興味を持ってもらえなければ、その後の内容を読んでもらえません。そのため、最初にどれだけ注意を引けるかが肝(キモ)となります。
I:Interest 関心
お客の注意を引くことができたら、続いて関心を持ってもらうようにします。
セールスレターでは、読者に悩みや問題を認識させる必要があります。
なぜなら、自分の悩みや問題に気づかなければ、商品やサービスを使って、それを解決したいとは思わないからです。
ここで、問題を煽るだけでなく、読者に共感することが重要となります。
なぜなら、人は、「自分のことを理解してくれている人」の言うことしか、聞かないからです。
読者に共感しながら問題を認識させることで、より関心を持ってもらうことができるのです。
D:Desire 欲求
お客に関心を持ってもらうことができたら、商品・サービスの購買熱を高めてもらいます。
具体的には、商品・サービスを使って、悩みや問題を解決する方法をお伝えするのです。
セールスレターでは、商品・サービスを使うことで、問題が解決できる理由や根拠をしっかり伝えましょう。
また、「お客様の声」を載せ、すでに問題を解決した人がいることを見せると、コピーに説得力が増します。
さらに、返金保証をつけると、読者の不安を取り除くことができ、購買欲求を強めることができます。
A:Action 行動
お客の購買欲求を高めることができたら、すぐに行動してもらうための工夫が重要です。
たとえば、数量や期間を限定して販売することを伝えるのです。特典や割引なども期間限定でつけると良いでしょう。
このようなオファー(提案)をしないと、なかなか人はすぐに行動をしないのです。忙しかったり、少し迷っていたりすると、行動を後回しにされてしまいます。
そうすると、せっかく購買欲求を高めても、その熱が冷めてしまうのです。時間が経つと、やっぱり買わない人が増えてきます。そうならないために、読み手に今すぐの行動を促します。
まとめると、読者の購買欲求を高めることができたら、すぐに行動してもらうために、魅力的なオファーを出しましょう。