セールスコピーを書くときに、注意すべき3つの基本的なこと

セールスコピーを書くときに、注意すべき基本的なことが3つあります。

これらを意識しないと、効果的なセールスレターを書くことが難しくなってしまいます。

1.セールスレターがどの位置付けになるのか?

まず、セールスレターを書く前に、このレターの位置付けを意識しましょう。

つまり、フロントエンド(集客商品)、バックエンド(利益商品)のどちらであるかをはっきりさせる必要があります。

なぜなら、フロントエンドとバックエンドは、商品の性質が異なりますので、レターの書き方も変わってくるからです。

具体的に、フロントエンドでは、見込客の教育、商品のお試し感を出すことが必要です。一方、バックエンドでは、早々に商品の詳細紹介や申し込み方法に移るべきと言えます。

このように、セールスレターがどの位置付けになるかを認識しておかないと、効果的なレターが書けないのです。

2.セールスレターは、書き言葉ではなく話し言葉で書く方が、読み手に響く

セールスレターを書くとき、書き言葉ではなく、話し言葉を使うようにしましょう。

なぜなら、書き言葉より、話し言葉の方が読者に響くからです。

つまり、難しい文章を書くよりも、読者の心に響く「話し言葉」の方が良いと言えます。

セールスレターは、反応や結果を出すことが重要です。そのため、読者に行動してもらえるように、分かりやすい言葉を使いましょう。

3.コピーの型(AIDAの法則など)を意識する

コピーを書くときに、基本的な型を使うと、読み手の反応を得やすくなります。

たとえば、「AIDAの法則」は、基本的な型として有名です。AIDAとは、以下の頭文字をとっています。

  • A:Attention(注意)
  • I :Interest(関心)
  • D:Desire(欲求)
  • A:Action(行動)

ここで、もっとも重要となるのが、読み手の注意をひくことです。なぜなら、注意をひけなければ、その後の文章が読まれることはないからです。

セールスレターであれば、ヘッドラインやキャッチコピーを目立たせる必要があります。

また、Webページでは、第一画面を印象的にしましょう。メールであれば、件名やオープニングの工夫が重要です。

さらに、DMでは、まず封筒を開けてもらう必要があります。そこで、封筒の色や形などを変えて、開封してもらうようにしましょう。

ここで、アメリカでは、DMに小さいおもちゃを入れて、封筒の開封率を上げている例もあります。例えば、ブーメランや砂時計を同封するのです。

これは、グラバー(心を捉えるもの)と呼ばれ、セールスレターを読ませるための小道具になります。

砂時計を入れたのは、確実に封筒を開けてもらうためと、オファーの期限が近いことをアピールしています。

また、ブーメランを入れた意図は、確実にこの手紙を読んでもらいたいからです。さらに、ブーメランのように、投資した金額以上のものが返ってくる意味合いも含まれています。

例のように、グラバーにコストをかけることも有効な時があります。なぜなら、どんなに良いセールスレターを書いても、最後まで読んでもらえないと意味がないからです。

このように、コピーの型を意識しつつ、特に「見込客の注意をひく」施策が重要となります。